宗教的なものことについての小さな話

チベット仏教の真言に「Om mani padme hum」という言葉がある。この言葉を美しい音楽に仕立て、「Om mani padme hum」という曲を作り上げたのが、Imee Ooiである。この人は仏教の言葉を題材に他にも多くの音楽を作っており、自分も時折それらに癒される。「Om mani padme hum」はなかでも特に好きで、さらに詳しく言うと、YoutubeでPatricia Saez Camposというアカウントの人がアップロードしたものには、祈りを捧げる(チベットの?)人々の写真がうまく編集されていて、観ているととても心が洗われる風である。

さて世間はクリスマスということで、自分もクリスマス気分を味わおうと
Youtubeでクリスマス風の動画を探していると、Kings college choirが2011年に行ったクリスマスミサの様子があった。それを観ながらまた聴きながら、何をするともなく過ごしていると、ふとその動画を観ている時と近い気持ち、心が静まって、暖かなものに包まれているような気持ちを感じている自分に気づいた。この気持ちの由来はなんだろう。ここで、この理由を優しさホルモンと一部では大雑把にいわれるオキシトシンや他の神経伝達物質に還元することは、無論野暮だろう。何かこうもっと根源的なものに着地させたい。岡潔は宗教について、「宗教は信じる信じないではなく、必要かどうかだ」と春宵十話の中で述べていたけれども、そういうことなのだと思う。


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