読書メモ:2016年3月

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 リチャード P. ファインマン

 思っていたよりも軽めの内容だった。手持ち無沙汰なときに何も考えずに読める本という感じ。フォンノイマンとの会話の中で、”私たちは今ある世界についての責任を何ら負っていない”ということを学んだと書いてあったのが興味深かった。

 

 

心はすべて数学である 津田一郎

 津田先生の一般書。津田先生がやっていることをなんとなくわかったような気持ちになれたけど、きちんと分かるためには、原著の数学を理解できるところまで勉強しないとだよなーという感じ。とはいえ、脳とカオスという分野を切り開いてきた先生が、どういう風に私たちの”心”を考えているか、考えてきたか、ということが、平易な言葉で書かれた本書は、読み物としてとても面白いと思う。

 

 

奇跡の村 地方は「人」で再生する 相川俊英

 異彩を放つ地方自治体にスポットを当てた本。人の減少や財政難、地域の諸問題に、それらの自治体がどう取り組んできたかをまとめている。地方自治体で現在働く人や過去に働いていた人、その地方に住む人のインタビューを軸にして話が進むので、地域の実情にイメージが湧きやすく、数字やデータが中心となるような本より読み易かった。出来れば同じまとめ方で、事業に失敗した自治体もまとめてもらえると、対比できてより分かりやすくなるんじゃないかと思ったが、それは蛇足になっちゃうだろうか。

 

 

稼ぐ力:「仕事がなくなる」時代の新しい働き方 大前 研一

どういう境遇、職業、年齢でも、仕事とは本来自分でみつけるもの」って言葉には、もうすこし早く出会っていたかった、と思った。後は、使える英語のレベルってのが、自分が思ってたよりもずっと高いな、ということ。その2点以外で刺さったことは特にないけど、その2点を知れただけでも読んで良かったかなと思う。

 

 

(この記事は、以前、読書メーターに記録していたものです。)

 

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