読書メモ:2016年4月

迷いながら、強くなる 羽生 善治

 読みやすくするためだと思うけど、キーワードごとに数ページずつ羽生さんの言葉を載せていく編集というのは、あんまり面白くないなと感じてしまった。なんだか薄っぺらく聞こえてしまうような。。観念論だけの結局何も言ってないビジネス書みたいというか…。むしろ、羽生さんは一つのキーワードで一冊書けるくらいの思考や哲学を持ってる人なんじゃないのかなと思うので、そういう方向で編集してたほうが良かったんじゃないのかな…。

 

 

14歳からの宇宙論 佐藤勝彦、益田ミリ

 宇宙論がどういう学問分野なのか、ということすら知らないとこからのスタートだったけど、わかりやすくて面白かった。小学生とか中学生とかが読んでもやっぱり面白いと思うんじゃないだろうか。スペースXのニュースとかロケット関連のニュースが日々報道されてるなかで、宇宙のこともっと知っとかなくちゃダメだよなーって感じで、宇宙の本を最近手に取ってたけど、こういう本読むとむしろ純粋にもっと知りたい!っていう気持ちになる。

 

 

僕は君たちに武器を配りたい 瀧本哲史

 一生懸命働いたり勉強しても楽な暮らしを誰もができるわけではない。それはどうしてか。本書では、資本主義社会ではたいていの商品がコモデティ化し、価格が下がっていくということを軸に、ではどういう仕事や考え方をしていけば、差異を生み出し続けられるのかということを解説している。こんなに頑張ってるのに、なんで自分の暮らしは楽にならないんだろうっていう疑問を持っている人は、一度読んでみると良いと思う。

 

 

犬と、走る 本多有香

 ここ最近読んだ本で最も面白いと思った一冊。1600kmを犬ぞりで走るユーコンクエストを日本人女性ではじめて完走した方が書かれた本。犬ぞりのレースに人生をかけている方がいるということ自体も初めて知ったし、多くの人に支えられてそうした生き方が出来ているということが本当に面白いと思った。何より、犬好きには、大好きな犬たちと一大事業を成し遂げるということの楽しさとか憧れが簡単に分かると思うし、本書を読めばあまり犬が身近にいない人でもそういうことの面白さがわかるかもしれない。本当に良い本だと思う。

 

(この記事は、以前、読書メーターに記録していたものです。)

 

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