グルメ、札幌:狼スープのラーメン

札幌ローカルのテレビ番組「ハナタレナックス」の人気企画に、札幌市の各区でNo.1ラーメン店を決める、というのがある。
これまで、北区、西区、豊平区、白石区でこの企画が行われていた。ついこの間、満を持して、中央区のNo.1ラーメン店決定戦が放送され、それをみて以来、ラーメン食べたい熱が上がっていた。

当然、行きたいラーメン店は、そのテレビ番組でNo.1に輝いた「Q」というお店である。しかしこのお店、昼はラーメン店、夜は焼き鳥屋さんという変わった趣向のお店であり、日曜日は定休日であるため、平日昼間ないしは土曜日出歩けない人にとっては、難しいお店である。

そこで代わりに、前から行きたいと思っていた狼スープに行ってきた。

狼スープを知ったのは、ジャズピアニスト上原ひろみのコンサートに行った時で、そのライブのMC中に、上原ひろみが狼スープについて話していたからだ。札幌に来る楽しみのひとつは、狼スープ!みたいな感じで。

実際食べログをみても、かなり評価は高いし、写真を見てもすごく美味しそうで、期待感はばっちりだ。

(余談だが、上原ひろみは、矢野顕子と共に「ラーメンたべたい」という曲をセッションしている。この曲の演奏を聴くと、上原ひろみのラーメン熱がすごく伝わるだろう。)

さて、狼スープ最寄りの駅は、中島公園に隣接した中島公園駅である。中島公園は、風光明媚な場所、と知っていながらも、ここへは6月に行われる北海道神宮祭でしか、来たことがなかった。そのため、雪が積もった中島公園を歩くのは、今回が初めて出会った。池には雪が積もり、雪ではしゃぐ親子と、寒さに震えながら一人タバコを片手に佇む男、なるほど、これが風光明媚な成分か。

中島公園駅から、5分くらい歩いた小道に、狼スープはある。一見すると、ラーメン屋さんということはわかるが、名前がめちゃくちゃ小さいため、狼スープという名前を見落としそうだ。着いた時には、雪が深々と積もった昼下がりにも関わらず、店の外にまで待っている人で列が出来ていた。

15分から25分くらいニンニクの良い香りを嗅ぎながら待つと、ようやく入店。店内はそれほど広くなく、20~25人くらいが一度に入れるくらいだろうか。老舗のラーメン店に来るお客だけあって、小さな子供も無駄話をせずに静かに食べている。

最も目を引くのは、店内の壁と、天井にまで張られたサイン色紙の数々だ。上原ひろみのサインは勿論、ちょっとみただけでも、名前を知ってるアーティストや有名人のサインが、すぐにみつかる。

で、メニューにはふたつのラーメンしかない。味噌か、味噌卵ラーメンの2種類である。この辺り、お店の自信をうかがえる。

席に案内されて、注文 & しばし待った後、ラーメンが届いた。こちらが狼スープのラーメン。

 

寒い日には、体に優しい、生姜の香りと、濃厚な味噌スープ。それに絡みつく美味い太麺。となりに座ったお客が注文した馬鹿でかい大盛りラーメンも、待っている時に見ていたときは、あんなに食べられるだろうか、と思っていたが、なるほど、この味なら食べられそうだ。

寒い地方のラーメンというと、なんとなく味噌ラーメンのイメージがある一方で、実際のところ札幌では、あまり味噌ラーメンを食べて感動した思いがなかった。そういう中で、ようやくお気に入りの味噌ラーメンの店、というのに出会えたような気持ちになった。多くの味噌ラーメン屋さんのスープは、意外とくどいことが多く、何杯か飲むと、もういいかという気持ちになりがちだが、狼スープのラーメンは、最後まで飲みたくなるようなものだった。

またすぐ行きたい。

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