読書メモ:2018年10月

哲学の使い方 (岩波新書) [ 鷲田清一 ]

 

 名古屋の近くに住んでいた時, 哲学カフェに一度だけ参加したことがある. 哲学カフェでは, あるトピックについて考えることを参加者が述べて, 最後に世話役の人が, 出た意見をまとめるということが行われていた. 哲学カフェでは, 答えをひとつに収束させることを目指すというより, 多様性を知ることもまた一つの目的であるように, 進行が行われていた.

 

 
 後に哲学カフェは, 臨床哲学という考えをもとに行われており, 鷲田先生という人が臨床哲学という考え方の第一人者であるということを知った. 今回その鷲田先生の本を手に取ってみた.

 

 哲学という言葉から, 少なくとも自分は, すごく抽象的で現実の生活からかけ離れたものというイメージを思い浮かべる. けれども, それは哲学の非常に狭い範囲のことで, 哲学という学問がどれだけ広い範囲のことを対象にして, またどういう行為を哲学というのか, ということの説明から本書は始まる. そして, 臨床哲学を考えるに至った経緯が書き進められる.

 

 本書を読むまえと読んだ後で, 哲学する, ということへの理解が非常に変わった. 哲学について興味のある人にはオススメの本だと思う.

 

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